手術前の診察と術前検査まで
さてこれまでの記事で書いた通り、出産を待ってからの手術となります。
それまで時間が空くあいだ、一度経過観察の診察があり、また出産後は手術までに術前検査を行うこととなりました。
甲状腺がん告知まで① 健康診断で引っかかる - Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ
甲状腺がん告知まで② 近所の耳鼻咽喉科で再検査 - Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ
甲状腺がん告知まで③ 大学病院での細胞診といよいよ結果の告知 - Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ
時系列的には以下の10月と12月の段階です。
6月末 健康診断で引っかかる
7月初 近所の耳鼻科で再検査
7月中 近所の耳鼻科再来
7月末 大学病院初受診
8月頭 大学病院再来、がんの疑い告知
10月 経過観察のための診察
11月 出産
12月 術前検査
1月 入院、手術
10月の経過観察はエコーと診察のみでしたが、エコーから見る腫瘍の大きさに特に変化は見られずの安心の結果でありました。
大きくなっていれば、ハイリスクの腫瘍である可能性が高まります。
この日は、前回よりももう少し具体的に手術後の流れをA先生に聞いています。
・入院期間は一週間かあるいは二週間程度であるが、これは甲状腺摘出の程度で変わる
・摘出部位の決定は、エコーやCT検査では判断できず、手術中に腫瘍がどこまで及んでいるかを確認してから行う
・半摘であれば、抜歯を待っての退院であり、一週間程度
・全摘であれば、投薬とカルシウム値の安定度合いを測るためとして二週間に伸びることが多い
ここで、私の患者としての希望を
「出産後間もない時機であり、授乳の継続を望むことから、手術中の検査結果に問題なければ、出来るだけ半摘として入院期間を短くしたい」
と述べています。
これが後の入院、手術の顛末に影響するのですが、それは次回以降の記事で書いてゆきたいと思います。
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さて経過観察よりもボリュームが大きいのがもろもろの術前検査でした。
PET検査で1日、CT検査とそれ以外の術前検査で1日の計2日かけました。
PET検査は放射性薬剤を使うため、投薬後24時間は赤ちゃんに触ることと授乳ができませんでした。
そして次の日は、以下の項目。
・CT検査
・レントゲン撮影
・採血
・肺活量
大きい病院だからでしょうか、各検査場所がバラバラで、なんかどっと疲れたのを覚えています。。