Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ

三十路過ぎ(女)の育児中甲状腺がん闘病記録です

出産、産後とがん治療① 母乳育児は継続したい!

今回の記事では出産と産後に、がん手術までに行ったことを書いていきます。


出産する病院は、甲状腺がんでお世話になっている大学病院とは別の個人クリニックでした。

 

もちろん、私の甲状腺がんのことはクリニックの先生に伝えています。

がんの疑いが分かった時点で、A先生にクリニック先生向けのお手紙(産後に手術するという治療方針の連絡)を書いてもらいました。

 

ただ、ここで産婦人科医と耳鼻科医であるA先生の間で何か連携がなされたかといえば、特に何も無かったと思います。

 

また、出産自体も他のがん治療をされていない方と全く同じ対応でした。私側も産科のお医者さん側も。

 

妊娠中に妊娠そのものに影響するがん治療が無かったことは以下記事で簡単に書きましたが、それは出産時にも同じ事であったためですね。

妊娠中のがん治療 - Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ

 

ただ、二人目は事情が違ってきそうです。
A先生より、「甲状腺全摘したあとなので、甲状腺ホルモンの値が妊娠に影響する可能性がある」と聞きました。

処方されるホルモン剤などの量の調整が必要なのかな?とか思っていますが、詳細はまだ勉強してません。

もしこれから先の妊娠を望む時期となった場合、あるいは妊娠した場合はA先生とクリニックの先生双方に相談して、妊娠中の方針を決めることになると思います。

 

さて話は戻りますが、今回一点だけ産婦人科クリニックの方に相談したことがあり、それはがん手術入院時の母乳についてでした。

がん治療中も、母乳育児を継続することを私は望んでいました。

甲状腺乳頭がんの場合、治療が手術のみで化学療法などがなければ、退院後の授乳自体に問題はありませんが、入院中の母子分離状態でも母乳の分泌を継続する努力が必要ではあります。

大学病院側の病棟看護師さんからも、その辺りケアの手法はかかりつけのクリニックの方に相談してくださいと事前に言われていため、クリニックのバースプランに書いておきました。

そしてクリニックで言われたことをまた出産前と出産後に大学病院の看護師さんへ入院前に伝達、、「伝書鳩か私は/(^o^)\」とか思ってました。

がん治療と出産の病院を同じにしておけば、この辺の連携はスムーズだったかもしれません。

しかし家から一時間以上かかる大学病院では遠いことそのものによるデメリットの方が大きいと当時は判断してましたし、実際出産を終えた今もそう思っています。

 

がん手術の入院までの母乳継続についての準備と入院中の母乳ケアに関するレポは、次回以降の記事にアップする予定です。

 

あ、あと今回私は母乳継続でケアの相談をしていましたが、仮に母乳を止めるとなっても相談は必要だったと思います。

自分は母乳の分泌が運良くすこぶる良かったのですが、自己判断で止めると荒ぶるおっぱいによって乳腺炎などのトラブルを起こしていたかもしれないですし。

 

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余談ですが、、Ginpaの出産は帝王切開でした。

出産後、傷自体の痛みと後陣痛と麻酔切れかけで動かせない下半身の痺れが合わさって、思ったよりもめちゃめちゃ痛かったです。

この後、甲状腺の摘出手術は2回行うことになるのですが、術後の辛さは甲状腺手術より帝王切開の方が何倍も上に感じました。

2度とやりたくありません(笑)まあ第2子望んでますけどね。うひー(*゚∀゚)