Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ

三十路過ぎ(女)の育児中甲状腺がん闘病記録です

入院② 手術日

こちらの記事の続きです。

入院① 持ち物と入院当日のもろもろ - Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ

前日夜9時からの絶飲食を指示されていましたが、お菓子を持ってきていたのでうっかり食べ飲みしないように気をつけるのが大変でした。

 

当日11時からの手術で10時半に手術着とT字帯へ着替え。

その前、1時間ほどはトイレを我慢していました。カテーテルのチェックに残尿を使うためみたいです。

 

さて、いざ手術の10分ほど前に手術室へ移動ですが、歩けるのになぜか車椅子でした。「全然元気なのにな〜」と思いながら看護師さんに車椅子を押してもらって移動しました。

手術室へ移動した後は、仰向けに寝た後、血圧計やなんやらが装着されます。

酸素マスクをつけた後、麻酔が注入されたようでその後は目覚めまでワープしました。

私の場合はほんとにワープって感じで、「(あれ?終わった?さっき目を瞑ったのに??)」で、おきた瞬間からの記憶がある派でした。いつの間にか突っ込まれていた呼吸用の管を喉から抜かれる時はちょっとごふっとしました。ここでまた酸素マスクに戻りました。

A先生がいたので、「リンパはどうでしたか?」とガラガラ声で尋ねると、

「取りました」と簡潔なお返事を頂きました。

やはり、リンパ転移だったようです。

しかし、手術中の甲状腺臓器の断面確認によりがんの部位が片側に寄っていたため、半分ほど甲状腺は残ることとなりました。

事前に相談した際の希望通りとなりました。

 

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事前の希望

「出産後間もない時機であり、授乳の継続を望むことから、手術中の検査結果に問題なければ、出来るだけ半摘として入院期間を短くしたい」

 手術前の診察と術前検査まで - Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ

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その後、大部屋に戻ってからは起き上がれないので、まあ暇です。

手は動かせたので、家族や友人に終わったメールをして時間を潰していました。

その後、持ち物に書いたストローが活躍。管が入っていた影響で喉が乾くので、用意していたペットボトルのお茶を看護師さんの監視のもとがぶ飲みです。術後1時間は、麻酔の影響による誤飲を防ぐため飲めなかったのです。

心底美味いお茶でした。

その後3時間ほどで酸素マスクが外れました。ゴムが痒かったのでこれも嬉しかったです。

 

あと首から二本の血の管が出ていてなんじゃこりゃ。後で聞くと、手術部位付近の不要な血(ドレイン)を排血する管だったようです。

次の日、主人に聞くと術前にちゃんと説明されていたとのこと。(阿呆は聞いていなかったようです、反省。)

 

その夜は本当に暇でした。

あとリンパ郭清の影響か、右側の首のリンパのライン全体に麻痺した感覚が及んでいて、そこを中心に首が凝り固まっていたので、それが辛かったです。

 

手術には直接関係ないですが、授乳せずに6時間放置していた胸が張って苦しかったので、看護師さんに明け方まで何度か搾乳して母乳を捨ててもらっていました。