Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ

三十路過ぎ(女)の育児中甲状腺がん闘病記録です

健康診断の異常検出力

結局今回、自覚症状なしの段階で甲状腺乳頭がんを発見できたことは、自分の性格を加味すると「ラッキーが重なっただけ」だと思っています。

 

A先生の推測ですが、私の腫瘍は5年10年くらいかけてじわじわゆっくりと大きくなったのではないか?ということでした。

「じゃあ今回の健康診断より前の健康診断でも見つかっていたんじゃないの?」てなものですが、実際はそうでは無かったのです。

 

過去記事に書いた通り、この年はそれまでと健康診断のお医者さんが変わりました。

甲状腺がん告知まで① 健康診断で引っかかる - Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ

ですので、もし担当医さんが変わっていなければ、今もがんの存在を知らずに過ごしていたかもしれません。

ちょっと恐ろしい、、、

健康診断の検出能力は、担当する医療機関だけでなく、担当医さんの個人能力(専門性)によってばらばらだなぁ、、と改めて実感。

 

私の場合ですが、

 

① たまたま診てもらうお医者さんが変わり、甲状腺の異常を気にしてくれる人になっていた

② ①を受けた時期がたまたま妊娠していて、健康意識の高い状態でありきちんと再検査を受けた

③ ①を受けた時期がたまたまがんが手遅れでない時期だった(加療中のためたぶん)

 

②だけは自分の意識改革でなんとかなりそうですが、①と③は自分ではなんともなりません。

会社の健康診断の検出能力の低さは上の通り明らかですから、検出力を上げるためには適切なお金を支払って、がん検診のオプションや人間ドックなどを受けた方が良いのでしょうね。

当たり前の結論でした。

 

甲状腺乳頭がんは知らず知らずにかかっていてそのまま何もなく天寿を全うされる方も多いと聞きました。

ですので、放っておいて全ての甲状腺がんが手遅れになるわけではないことは追記しておきます。

ただ、私の場合、のちの記事で書こうと思いますが、普通よりは元気ながん細胞さんらしかったので、放っておくともしかしたら手遅れになっていたかもしれないので、こんな風に書きました。