搾乳機について 私の選び方と入院時に使ってみた感想
入院中の必須アイテムであった搾乳機の話です。
搾乳機使用を決めた訳
出産するまでは搾乳機の存在すら知らず、助産師さんに勧められるまでは手で絞る気満々でした。
がしかし、いざ出産後、助産師さんの指導のもと手で搾乳すると、
「全然でねえ!手がつる!」
まあ出産直後すぐじゃばじゃば母乳出るわけないので、出ないのは当たり前なのですが。
子どもが育つと共に分泌が良くなったとしても、これを入院中直母と同じ回数毎日、しかも術後に夜中も出来るわけないので、搾乳機を使うことに決めました。
搾乳機の選択肢
搾乳機には電動タイプと手動タイプがあります。私の印象をざっと書きますと、
電動タイプ
- とにかく楽
- 音が結構大きいのもある
- 高価
- 吸引力の調整が手動よりきかない
手動タイプ
- 手がだるい
- 安い
- 強さの微調整がしやすい
当たり前ですが、電動は楽ですが高価。そして特に据え置きタイプは音がギュオンギュオンと大きいのもあります。
手動は手絞りよりは楽なんですが、結局手を使うのでだるくはなります。特に分泌の悪い初期に手動ですると本当に大変です。でももちろん安価。
ただ電動はレンタルという選択肢もあります。1週間とかの短期間の使用であるなら、電動のレンタルがいいかもしれないですね。
あと長く使う場合も、レンタルで具合を試してから購入する手もアリだとは思います。
私は産院でお借りして試してから購入しました。
試したのは以下の3つ。
メデラ medela 【日本正規品、2年間保証付き】 スイング (swing) 電動さく乳器 030.0035 赤ちゃんの飲むリズムを忠実に再現した電動タイプ
- 出版社/メーカー: メデラ
- メディア: Baby Product
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ピジョン Pigeon さく乳器 母乳アシスト 手動 片手で赤ちゃんが飲むリズムを再現
- 出版社/メーカー: ピジョン
- 発売日: 2013/08/20
- メディア: Baby Product
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産後すぐの分泌の悪い時は、メデラ社のもピジョン社のも手がだるくなってやってられませんでした。
電動は流石に時間はかかりますが、まあ当然楽だなぁという印象です。
ただ、電動は吸引の強さを微調整しにくい、使い続けると乳頭が切れそうだなとは感じました。これはわたしが乾燥肌で皮膚が荒れやすいせいかもしれません。
電動に気持ちが偏ってはいましたが、決め手にかけるため、この時点では保留に。
そして3週間ほどたち、母乳の分泌が激しく向上してきた頃、もう一度産院で試させてもらったところ手動がものすごく楽になっていました!
私の場合、メーカーの違いはあまり気にならなかったのですが、ピジョン社の方が、もともとある程度の分泌がないと手がキツそうな感じが若干しました。
また助産師さん曰くは「人によっては乳房や乳頭の形、分泌量によってメーカーの違いをはっきり感じる」とのことですので、これは人それぞれ試さないと分からないみたいです。
という訳で、我が家の家計事情も踏まえ、ピジョン社の手動を選択しました。
手が多少だるくなるのは仕方ないとして、娘を抱っこしない間の筋トレだと思うことにしました。
これから選ばれる方がいましたら、実際に必要な母乳の分泌と同じ状態で試す、つまり必要時期に近い頃に試して決めるのがいいと思います。
(レンタルは届くまでに時間がかかったりもするので、その点はご注意ください)
入院中に使ってみた感想
1回目の入院では7日間、約3時間ごとに1日8回くらいの合計50回くらい搾乳したことになります。
娘の泣き声タイマーがないので、1度夜中5時間寝坊した時は、乳房が暴発しそうになっていて大変でした。
まだ1ヶ月の娘に与える搾乳なので、毎回分解して洗ってミルトンしていました。
そして、感想としては、
「やっぱり手がだるい」
まあ安価な方を選択したので仕方ないのですが。
あとは、吸ってもらうよりも残尿感ならぬ残乳感が多く、ずっとスッキリしない感じが続きました。
手動でも高価なものを使えばこの辺りは改善するのかな?と思いながら、しこりの出来そうなところを手絞りで補いました。
おかげで乳腺炎などのトラブルはならずでしたが、分泌量は少しずつ、でも明らかに減っていました。ので、県の助産師無料電話に相談。
減った分泌量は、退院後直母の回数を増やすことで、1ヶ月程度でもと以上に戻ることが出来ました。