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Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ

三十路過ぎ(女)の育児中甲状腺がん闘病記録です

退院後の外来にて 病理検査結果と治療の追加について

今回は、以下の記事の退院4日後に行った外来の話です。

入院中は病理検査結果が出ていなかったので、その報告と傷などの経過確認のためでした。

入院③ 手術後1日目から7日目の退院まで - Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ

 

この時、甲状腺は半分くらい残ったままだったので、念のための痛み止め以外特に何も薬は処方されていない状態でした。

 

A先生相変わらず淡々と「傷や体調はどうですか?」

私「特に何も変わらないです。首のコリが一番辛いです。」

A先生触診後、「経過は問題ないですね。病理検査結果により乳頭がんで確定です。ただリンパ郭清した部分の上から下まで小さなものがたくさん見つかりました。2、3個見つかるケースは多いですが、ここまで転移が多いのは珍しいです。リスクが高いので追加の手術と治療が必要と考えます。」

私「え、ええ〜(;´Д`A  (一番アカンパターンやないかーい)」

ここまでA先生、話のテンション全く変わらず、なので相変わらず冷静に聞けました。

が、言われた内容に流石にちょっと凹みました。

病理検査で確定したわたしのTNM分類とステージは、T3N1bM0 stageⅠです。(分類とステージの説明はこちらを参照しました → 甲状腺がん|がんに関する情報|がん研有明病院

 

以下、この時の話のまとめです。

・リンパ郭清した箇所から見つかった転移が12個(多い!)で、1個以外はCTなどに映らない微小サイズであった

・ここまで転移が多いのは珍しく、放っておくと再発や肺などへの遠隔転移の可能性が高いためまず甲状腺全摘のための再手術をする

・さらに全摘後、体に残存するかもしれないがんを死滅させるため、ヨード治療を行う

・ヨード治療が可能であるのは甲状腺を全摘した人である

・よって再手術による全摘は、再発のリスクをさげることとヨード治療の準備という2つの意味合いを持つ

・全摘なので、甲状腺機能低下症を防ぐホルモン剤の服薬が必要でこれは一生飲み続けるもの

甲状腺と一緒に副甲状腺も取ってしまうため、カルシウム低下を防ぐ補充のための服薬が必要

・補充の投薬量をカルシウム値の回復の状況で調整しないといけないため、全摘手術の場合は半摘よりも手術後の入院期間が倍近くになることが多い

副甲状腺は手術の際に近くの組織へ埋めなおすことが出来れば、そのうち機能が復活してカルシウム低下を防ぐ補充の薬は止めることができるようになるかもしれない

・ヨード治療は認定された施設を持つ病院でないと出来ず、この大学病院にはないので、その治療だけ別の病院を紹介されることになる

・ヨード治療とは、甲状腺がんが取り込みやすい放射性ヨード131を服薬することで、体の内側からがんを攻撃するもの

・再発リスクがあるので、私の場合ヨード治療は全摘してから半年以内までに行った方がよい

放射性物質を取り込むので、一定期間妊娠や授乳が出来ない

 

色々説明を受けましたが、最後の「授乳できなくなる」点で渋り始めました。私が。

私「ヨード治療は再発した患者さんがよく受ける治療ではないですか?」

A先生「一般的にはそのケースが多いですが、今回のGinpaさんの例では進行性の早い可能性がありリスクが他の方より高いです。遅らせればリスクが上がるだけです。低分化がんになる可能性もあります。もし自分の家族であれば絶対ヨード治療をさせるケースです。」

私「…やります。」

治療を遅らせる方法ないか、など、実際はもう少し渋っていましたが、またしてもたまたま一緒に来ていた主人に「前よりも再発なんかのリスクが高いことが分かる情報が増えた。いま娘に母乳をあげるよりも、将来を元気で長く一緒に暮らす方がいいよ」と言われたことがトリガーで、追加の治療を決めました。

授乳はヨード治療の直前まで続けるつもりです。

 

ヨード治療を受けるためにもまずは甲状腺の全摘が必要です。

この日すぐ次回の入院手続きをして帰りました。

次の入院はここから1ヶ月後となりました。