Ginpaの甲状腺がん闘病ブログ

三十路過ぎ(女)の育児中甲状腺がん闘病記録です

ヨード制限食クッキング

ヨード治療を行う準備として、がん治療の場合は2週間のヨード制限が必要です。食事にはかなり気を使うこととなりました。

 

私の乗り切り方

要は海のものを避ければいいだけかと思っていましたが、思ったより複雑、、

病院からもらった冊子には、「外食は何入ってるか分からないから控えましょう。」「加工食品は原材料を確認しましょう」「避けた方がいい成分の中には、カラギナンというものがあり、海藻由来の食品添加物で、「増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料、増粘多糖類」と表示される場合があります。」

私「(増粘剤、安定剤、ゲル化剤、糊料、増粘多糖類なんてレトルトとかアイスとかめちゃめちゃいろんなもんに書かれとるやんけ!もうよくわからん!)」

精製されたカラギナンのヨウ素の残留濃度なんて低そうな気がするんですが、、

 

実は制限期間の前半戦、よく分かっていなくてアイスもハーフマヨネーズもヨーグルトも牛乳も好きに食べてました。

塩もよく分からんところの天然塩、砂糖も黒砂糖、三温糖普通に使ってたのです。

 

…ということで、まあ結局よく分からんもんは分からんですし、これ以上の失敗を恐れた私は単純な食材と調味料で後半戦を乗り切ることにしました。

 

このとき私が主に参照したのはこちらのページです。
【札幌市東区】社会医療法人社団カレスサッポロ 北光記念病院 心臓血管外科

 

制限期間に自炊以外で食べたのはナポリの窯マルゲリータだけです。

制限期間の終わりの方に食べたので、美味しかった…

これでTSHの値は入院初日に50(30以上で合格)でした。

 

使った調味料

・醤油(だし入りでないもの)

・上白糖

・米酢

・精製塩

・調理酒

・オリーブオイル

・ごま油

・コンソメ

・鶏ガラスープ

・カレー粉

ケチャップ

・はちみつ

・みりん

 

飲み物

・インスタントコーヒー

・麦茶

・ビール

・牛乳は少量

 

よく食べたレシピ

簡単な工程ばかりです。

だいたい多めに作って、冷凍して日を置いて食べたりしてました。

 

「鶏肉の酢醤油煮」

鶏モモ2枚くらい、あるいは手羽元

酢100cc、醤油100cc、砂糖大さじ3

鶏モモは好きな大きさに切って鍋に敷き詰めます。その上から酢、醤油、砂糖を入れて沸騰したら弱火で20-30分煮ます。終わり。落し蓋をしておくと味が染みやすいです。

 

「白菜クリーム煮」

白菜 4分の1、にんじん 1本、きのこ ひとパック

コンソメキューブ 1個、塩胡椒、水500cc

牛乳 300cc、オリーブオイル 40cc、小麦粉 大さじ5ぐらい

食べやすい大きさに切った白菜、きのこ、短冊に切ったにんじん、コンソメを水で煮ます。オリーブオイルと小麦粉を耐熱容器で1分加熱してすぐに牛乳を少しずつ泡立て器とかで混ぜながら入れていきます。頑張って混ぜると滑らかなホワイトソースもどきができるので、これを野菜の鍋に入れて混ぜて10分くらいで出来上がり。塩胡椒して味を見てください。

 

「ナスと豚肉の南蛮風」

ナス2本、豚コマ100g

醤油、酢、砂糖、小麦粉全部大さじ1

細切りにしたナスと豚コマと小麦粉を袋に入れてシャカシャカします。これを油で炒めて火が通ったら調味料を入れて絡んだら終わりです。

 

「自家製ジャム」

いちご ひとパック(小瓶一つ分くらいになります)

砂糖 いちごの30w%、レモン汁 大さじ1/2

いちごは乾いたものを使います(私は洗わない派)。ヘタを切り取ったいちごを鍋に入れて大まかにつぶし、砂糖を入れて弱火で煮て、フツフツしてきたらレモン汁を入れて焦げないようにさらに煮ます。混ぜながら20分〜30分後、アクみたいなアワみたいなのが無くなってきたら出来上がり。保存容器を気をつければ一年もちます。

 

トースト」

食パンを焼いてはちみつとかジャムを塗って食べます。美味しいです。

 

「塩むすび」

おにぎりの味付けを塩だけ。味気ないですが、仕方ありません。

 

「ほうれん草と玉ねぎのスープ」

ほうれん草ひと束、玉ねぎ1個

オリーブオイル大2、小麦粉大2

コンソメキューブ1個、水500cc

ほうれん草は下ゆでして食べやすい大きさに切っておきます。細切りした玉ねぎをオリーブオイルで炒めてしんなりしたら小麦粉を加えて弱火で炒めます。混ぜながら水を入れてコンソメキューブを入れます。沸騰したら火を止めてほうれん草を入れて出来上がりです。自分の舌を信じ、お好みで塩胡椒します。

 

「野菜のトマト煮」

お好きな野菜鍋をに入るだけ、鶏胸肉1枚

トマト2個、コンソメキューブ2個、水700cc

野菜と鶏肉を食べやすい大きさに切ります。おすすめはキャベツ、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、きのこ類、なすです。玉ねぎと根菜は耐熱容器に入れてラップしてレンジで3分ほどチンしてください。それと他の野菜、肉を鍋に入れて煮ます。コンソメキューブと刻んだトマトも入れて蓋をして煮ます。30分くらいして野菜がクタクタになっていたら塩胡椒で味付けして終わりです。レモン汁をかけて食べるのも好きです。

 

「かぼちゃオーブン焼き」

かぼちゃ 食べたい量

塩、油 適量

かぼちゃをタネを取ってちょいとだけ皮をむき、食べやすい大きさに切り、塩と油を絡めて天板に敷いたクッキングシートに重ならないように並べます。230度に予熱したオーブンで20分焼きます。硬かったら時間を延ばします。焦げそうになったら時間を短くするかアルミホイルを乗せます。

 

「ふかし芋」

さつまいも、水、炊飯器

炊飯器の釜に水洗いしたさつまいもを入れます。蓋が閉まらなければ、はみ出たところは切って入れます。釜の半分くらい(5号炊きなら3くらい)水を入れて炊飯スタートします。炊き上がったら出来上がり。品種は安納芋が甘くて好きです。